人は手作りを求めている?
手作りを求める、今流行りのハンドメイド、
あなたはなぜ求めるのでしょう
逆に求めない人ってどういう人なのだろう?
環境?目的?合理性?
最近読んでいた漫画、
インベスターZで非常に印象的だった言葉を
取り上げたいと思います。
私は、
手作りであるというブランドは、
その背景に人が携わっているという物語に信用を感じているというものではないかと考えています。
物語に心動かされることに価値を置き、
手作りやハンドメイドにそのような背景を感じるから、求めるのではないでしょうか。
このインベスターZの引用は、
そのことを示しているように思えます。
このエピソードは、
主人公と同級生の兄が不動産王の前で
どちらが魅力的な不動産を提案出来るか競っているシーンです。
割愛していますが、一見、比較してみると、
明らかに主人公の提案のした不動産が価値を持っている事が分かります。
しかし、ジャッジを下す不動産王は、
同級生の兄が提案した不動産が魅力的だと判断を下します。
感動の前では不動産価値と無意味。
そう言い切ったのです。
兄は、不動産の価値で見るのではなく、
その背景や思いを汲み取った提案ができたから人を感動させ勝利を勝ち取ることが出来たのです。
これは文章も同じだと思います。
文章として優れているかと言うのは確かに大切です。
しかし、その文章の背景にある書き手の思いや熱量に読み手は惹かれるのではないでしょうか。
スキルは大切ですが、私は手作り感のある文章書き続けようと思います。
人は手作りを求めている。
その通りだと思います。