お金の流れでわかる世界の歴史①
やあ、できマウスです。
今日は少し早起きしたので、朝から読んだ面白い本を紹介するよ!
お金の流れでわかる世界の歴史
またまたスクショでごめんなさい。
これがまた、面白くて、歴史のことをあまり知らない私でも、サクッと読めました。
全然関係ないけど、
開いた瞬間、
あ、違うなって本と、
うわー面白!読みたくなるぅーって
本ってあるんよ、、!
はい。
脱線しました。。
【貧しい国王と革命】
ところで皆さん、フランス革命って言われるとどういうイメージがあります?
んー、分かりづらいですね。
今まで歴史として学んできたフランス革命のイメージといえば良いのかな?
私のイメージでいうと、
権力のある王様がいて、貧しい民衆がいて、王様が国を治めている。
「パンが食べられないなら、
ケーキを食べればいいじゃない。」
みたいなイメージに始まり、
贅沢な王様への貧しい民衆の大反発が、
フランス革命に繋がった。
みたいなね。
でも筆者の考える。フランス革命はまったく逆なんです。
が 、フランス革命時の国王というのは 、それほど強い権限も 、莫大な富もなく 、むしろ借金で首が回らない状態だった 。
さらに、
商人や他の貴族たちには頭が上がらず 、その結果 、庶民に課税をして 、借金を返済していくしかなかった 。その課税が 、国民の反発を招き 、革命が勃発したのである 。
つまり、王様は貧乏で、
庶民にお金を借りていたけど、
その不満反発が、革命を勃発させてしまった
ってことです。
この時点でかなりびっくりですよね。
え、借金まみれなの?みたいな。
また、筆者は、エジプトが3000年繁栄し続けた理由も、お金によるものだと言っています。
あまり書きすぎると
本書の面白みがなくなってしまうので、
割愛させていただきますが、
本書において、
本当にお金を動かしているのは、政治でも、戦争でもない。お金である。
とはっきり言い切っちゃいます。
最初は本当かよー、と思いながら読んでいましたが、
この筆者、
元国税調査員かつ、
30本以上の歴史書を書いてきた
方らしい。
30本も、 歴史についての本を書いてるなら、
嘘は言わないだろう!
安心して鵜呑みにします笑。
古代エジプトについて、もう一つ。
筆者はこの長いお金の話を、
古代エジプトから始めています。
理由は二つ。
①お金にまつわる文献が数多く残されてるから。
②財政面から見ると、国家盛栄プロセスの典型だから。
筆者の言葉をかりるなら、
逆に言えば 、国家の盛衰というのは 、古代から現代までだいたい似たような経緯をたどるということである
ということなのです。
歴史に学ぶことの大切さ、ですね!
ちょっと長くなるなー、
紹介するには長編になりそうなので、
ちょくちょく更新しますね。