満員電車という魔物
皆さんは満員電車に乗った事がありますか?
私が普段利用している電車も、
時間帯と日によって、人をギュウギュウ押し込めるよう満員電車になります。
今日は特に酷くて、
乗る前からすでに行列が出来ていました。
はぁー、入り口ギリギリでも乗れるかなあ。
いけたらラッキーくらいに思っていたのに、
いざ乗車すると、あれよあれよと、入り口から真ん中まで押し込まれギュウギュウ。
本当にギュウギュウでしんどかったんです。
しかもこの時期キツイのは臭い。
匂いならいくらでもくんかくんかしたいんですけど、あの汗と皮脂とよく分からない鼻にツーンとくる臭いは本当にキツイ。
酢をかけられてギュウギュウに詰められる
サバ寿司ってこんな気持ちなんかね。
で、このモヤモヤした気持ちをどうにか晴らす事は出来ないものかと、解決できないかと
調べてたんよ。
「電車」だけじゃ鉄道系出てくると思って、
とりあえず「電車の中」っていれて検索したら
なんなんこれ。
電車の本ってこんなんばっかなん?
タイトル豊富すぎてポチりそうやったわ。
と思ったら、中に一つ良いのあるやん。
気になる本があったので、見ました?
ってお話。
「電車の中を10倍楽しむ心理学」
なんかもうタイトルが
、卑猥に見えて仕方ないんやけど、
面白かったから、紹介するね、
本書の但し書きにはこうあるんよ。
心の持ちようで楽しめそうな迷惑行為について 、その行為者を観察し 、背景や行為者の性格を探ってみようというのが 、本書の試みです 。
テーマ怖ッ!
イライラしないためには、
こんな楽しいことを考えて🌟
みたいなノリを想像してたのに、
すっっごく傍観者、、。こんな人おったら怖いよ、、。
でも、瞬間考えた。確かに、それが出来たらイライラからは解放されるかも。
そこからはハーメルンの笛吹きよろしく、
勝手にこの本についていってたんよ。、
【受け容れる、まずはそこから】
もうすでにハードル高いんよ。
例えばこの本にはこう書かれてます。
なにも評価をせず受け入れることを
「受容」と言っています。
ヤンキーがお年寄りに席を譲っていたら、
それまでは、「最近の若いものはなっとらん」とか評価してたおじさんが、心の中で拍手喝采を送るんらしいんよ。
確かに見た目だけで判断しちゃいけないけど、
それなら、チャラチャラ髪のガムくちゃくちゃ食って座り込んでるヤンキーとか、
電車内で大声で電話しとるおっさんとかおったらどうする?
物理的圧を奴等はかけてくるやん?
それ無理やん?
って思ってたら答がでてました。
観察しろ、と。そして想像しろと。
心理学では、カクテルパーティ効果というのがあります。
騒音の中に置いても、
特定の声は聞き取れる効果です。
耳は音や声を選ぶ事ができるんです。
そして、興味を持って聞けば。今度は周りの音が聞こえなくなると、
へえ、帰りにやってみよう。
だんだんおもしろくなってきたでしょ?
こんな発見が豊富にあるから
読書はやめられないんよ。
またね。
無理やろ?