やればできマウスのblog

ブロガー向けの書評、マインド、ライフハックを紹介してます🐭

東大読書のまとめ

東大は知識量だけでは勝てず、

知識の運用力を身につける必要がある

 

知識の運用力と「考える力」

東大は、自分の力で考える力を重視せている大学です。入試はもちろん、入学後も自分で考える力を鍛える授業が数多くあるのです。

 

その東大に受かるためには、自分も同じく、

知識を運用する力を身につけておかないといけないということです。

知識の運用力とはつまり、考える力です。

 

著者はその考える力を読書方法を変えることで

身につけることが出来るといっています。

 

教科書の読み方を変えてみた

教科書はいうまでもなく、知識を得るための教本です。

ここでえた知識をベースに問題もつくられますので、教科書を読むことは合格する上で必須事項でしょう。

 

たった二つの「準備」で難解な本も読めるようになる
ここでいう二つの準備とは装丁読みと仮説作りです。
本が難解に感じてしまう理由は何も分からない状態から読もうとする事に由来します。
 
ここで言う準備とは、本という森を攻略するための道しるべであり、
暗闇に明かりを照らす行為に似ています。
明かりを照らす方法として1つあげられるのが
装丁読みというテクニックです。
①【装丁読み】
装丁読みとはタイトルや帯から情報を得ることです。
表紙のタイトルや帯についている情報は一見少ないように思われますが、
そこには沢山のヒントが潜んでいます。
そこを読み解くだけで、その本に書かれている内容について多くの
情報を得る事が出来るのが装丁読みという方法です。
②【仮説作り】
仮説作りは地図を作ることに似ています。
ライトで周辺を照らすすべを身につけても、
その本全体で何を伝えようとしているか、そのゴールまでの道筋を描いた
地図を作るための作業が「仮説作り」です。
 
地図で全体を把握しながらライトを照らし読み進める事で、
本と言う森を踏破する事ができます。
 
①装丁読みの具体的な方法
装丁読みは「一を聞いて十をしる最高のツール」です。
というのも、殆どの読者は、この装丁を通じて本との接点を持つからです。
広告でいうキャッチコピーのようなイメージで、
その本が一番伝えたいことや、その本の持つ空気感などのエッセンスが
凝縮されたものがタイトルや帯になっているからです。
少ない文字だから情報が少ないのではなく、
少ない字数枠だからこそ、濃厚な情報が詰まっているのです。
この装丁を読み解く事で、一を聞いて十を知る事が可能であるということです。
 
◆タイトルは、その本を一言で表している
例えばこの東大読書という本を例に挙げましょう。
この本は約10万字で構成されている本ですが、この本が伝えようとしてることはタイトルである
『「読む力」と「地頭力」がいっきに身に付く東大読書』という24文字で言い表されています。
逆に言えばタイトルから情報を多く引き出しておけば、本を読む上で大きなヒントになるとい好例です。
【表紙からヒントを得るための3つの方法】
①分ける
分けると言うのはタイトルを要素に分解して考える方法です。
例えば、【新・観光立国論】と言うタイトルがあるとするなら
「新」と「観光立国論」に分かれますよね?
昔の観光立国論とうものがあって、今の時代とはマッチしていない?
のような情報を引き出す事ができます。
 
②つなげる
これは言葉同士と情報同士を繋げて新たな情報を考える方法です。
例えば「AI vs教科書が読めないこどもたち」というタイトルがあったとすると、
言葉でわけてもあまりほんのタイトルの想像ができないように思えます。
そこで、情報を繋げて、みて
AIでも(教科書が読めるのに)、最近の子供は教科書を読めないのではないか?
と考える事ができます。
 
③深読みする
これは、タイトルや帯に書いてある情報をより深く推測する方法です。
キーになりそうな文字を調べたり、書き手のプロフィールや活動を調べる事でも情報を沢山得る事が出来ます
①分けることも、②つなげることも難しい位情報が少ない場合でも、予想する事が出来ます。
例)シン・ゴジラ←③で考えると、映画監督はエヴァンゲリオンの監督、作風や映画に対する思い、なども作品を深く知るヒントになります。
 
この3つのテクニックを駆使する事で、どんな表紙からも様々な情報をえることができます。
 
【仮説つくり】
先ほどもいったように仮説作りとは地図をつくることでした。
 
これに感謝居て言えば、完璧である必要はありません。
と言うより完璧に作れるのであれば、この本を読む必要はありません。既に頭に入っているからです。
 
装丁読み、目次を見た時点での大雑把な地図をつくることが仮説作りのキモとなります。
【自分に合った地図を作る】
同じ本でも読者によって欲しい内容、切り口は異なります。
心理学の本1つとっても、ビジネスに応用したい人、学術論文を欠くための知識をつけたい人、大まかなイメージさえ掴めればよい人など、
設定するゴールは異なります。
ここで作る仮説は、自分に合ったものである必要があります。逆に自分に合った地図を作れれば、どんな本も迷う事はありません。完璧でなくて良いので、
自分だけの地図をつくる事が大切です。
 
【具体的な仮説作り】
具体的な仮説作りは主に3パートに分かれます。
すなわち
①目標
②道筋
③現状
④修正
の設定です。
 
 
①目標
自分がその本をなぜ読むのかという目標設定します。
地図で言うところのゴール設定をする事で、本を読む時の迷いが無くなります。
 
②道筋
①で設定した目標をその本でどう実現するのかという道筋を立てます。
ゴールまでの道筋をイメージする事で、読み進める行動にぶれが無くなります。
 
③現状
本を読む自分はどの一にいるのかを設定します。
これはスタート地点と言い換えることが可能です。
 
④仮説修正
①②③を通じて、
スタートからゴールまでの振り返りを明確化したら実際に読み進めて
仮説と検証します。
自分の思う事と違えばその都度修正し、
全体を理解しながら読解していきます。
 
小尿に地図を作り、何とも繰り替えし見直し、修正し、仮説を検証しながら読み進める事が出来れば「仮説作り」は完璧になります。
 
【本とは「遠くに行くためのツール」】
目標を先に設定するのは理由があり、それは、出来るだけ遠くに行くためです。
 
目標を自分の近くに設定すると絶対にその先にはたどり着く事は出来ません。
 
まずは目標を高く持ち、そこから、そこにたどり着くための手段を考える事は非常に大切です。
ゴールから逆に考えるのです。
 
そして本とは「遠くに行くためのツール」なのです。
その分野に長けた、今の自分とはかけ離れた著者が知識と言う橋渡しをしてくれるのが本というツールです。
 
自分を成長されるためにも、自分と距離から遠い目標設定をすることは
仮説作りにおいても重要な考えです。
 

 
 
具体的な手順を書くと壮大になりますので、さらに知りたい方は本を購入することをおすすめします。がこれだけでほんの読み進め方は格段と効率よくなると思いませんか?
 

取材読み

整理読み

多面的なモノの見方

 

議論読み

 

著者からの情報を受け取る 、つまり 「インプット 」をするだけではなく 、こちらから著者に何かを投げる 、つまり 「アウトプット 」をすることで 、読解力も向上し 、知識を自分のものにすることもできるようになるのです 。

 

アウトプット前提で読もう!

アウトプットふまえた読み方をすることで、

より上質なインプットが出来る

 

読書はアウトプット?

読書のかんそうも立派なアウトプットです。

というのも、感想とは、読んだ内容を自分なりに噛み砕いて、そこで感じたことや思ったことを表明するプロセスであるからです。

 

ただ、読んだだけの本の内容は、その時点では情報を切り貼りしたものに過ぎません。

 

感想を伝えるためには、自分なりの言葉に置き換えて、表現する伝えようとするというプロセスを経る必要があります。

 

これがインプット(読書)から

アウトプット(感想)する過程で、理解するといういうことです。

 

アウトプットを前提とすると、

そもそも読書の仕方が変わってきます。

 

他の人と感想を共有する前提なので、

どういう事を発見しそうか、

何に心を動かされたか、

面白いと思ったことは何か

などを頭に描きながら読書することができます。

 

頭で先にシュミレーションしておいて、

本を読む癖がつくと、本に対する理解度は格段に上がります。

 

これが議論するように読むという事です。

 

東大生は読書が好き?

ちなみに、

東大生は本の感想を共有するのが好きと

この本には書かれていました。

 

なんでも、東大には読書に関するサークルが、10以上あるとか。

授業で人気なのも本の読解に関するテーマらしいですね。

1つのテーマを設定し、議論を戦わせて自分の知恵へと落とし込むのは得意なようです。

 

何かしらで知識を得たならそれを腐らせてしまうのは勿体ない、

というより、そもそも知識を放置して

腐らせるという発想自体ないのかもしれません。

 

読書に限らず、インプット後のアウトプットする姿勢は見習いたいですね。

 

全ては議論することに集約される。

アウトプットの最終段階が議論すること。

アウトプット前提で蓄えた知識を最後に落とし込む作業が議論です。

 

議論にはテクニックがあります。

答え合わせ

超要約

自分の感想

 

レビューは自分の意見?

レビューを書く=意見出来てる?

れびを書くという事は自分の意見が定まっていると言うことである

 

無意識の意見と意識的な意見の違い?

ですがこれを意識的にしてるのか無視して気にしてるのかでは情報の価値が違います。

言語化できない評価の渡し方は情報情報としてしか切り取ることができていない証拠です。

 

なんとなくこれ美味しかった。

これじゃなんにも伝わりません。

 

無意識で言語化できない感想は自分の中に情報を取り込むことができていてもそれを使って活用することができていない状態です。

 

食レポで例えると、

カレー

国産の牛肉=柔らかい、脂肪が少ない

本場インドの香辛料、辛くない、15種類入っている

 

 

この彼は香辛料が肉の旨味を引き出し臭みを消していることで素材の味が格段と引き出されている。

 

のように、伝える前提で情報を自分の言葉で表現する。自分の言葉で表現しようとするとどのように自分がおいしいと思ったかなどを意識的に捉えようとします。

 

意識的に捉えその情報をもとに自分の言葉でアウトプットすることで客観性や説得力を持たせることができます。

 

またその過程を通じて自分がどう言う感想を持っていたのかというの自覚できる=知識として蓄えることができます。

 

自分の感想を意識することで知識として落とし込むだけでなく説得力のある表現方法獲得できます。

これが使える知識や議論に耐えうる感想となります。

言葉をゼロから整理するのは難しいですか、あらかじめ得られそうな事を想像し(意識し)、

そこで得た情報とを検証しあうことが、大切だということです。